天国なんかに・・・

今日はホワイトデー。
クッキーとハンカチをプレゼントした
ZPnorth1でございます。


仕事が終わった後
久々にiTuneを開いて
長い間落としていなかったPodcastをダウンロードして聞きました。


私が聴いているPodcast
ニッポン放送が提供している
義家弘介さんの「ヤンキー先生の人生相談」と
森永卓郎さんの「経済提言」。


義家さんのほうをちょっと聴いてみたのですが
3日前にお父さんをがんで亡くしたという少女とのやりとりがあり
私も聴き入ってしまいました。


彼女の言葉の中で特にきたのは
「お父さんを・・・いかせたくないんです」


その言葉は
「行く」なのか、
「往く」なのか、
「逝く」なのか・・・。


でもその気持ちは、私が4年半前に口にした気持ちと同じなような気がします。


このブログにおいても数回触れているのですが
私も21歳のときに父親をがんで亡くしました。


通夜のときに父親の会社の同僚の方が
涙を流しながら
「あんたのお父さん、ほんまにすばらしい人やった。
絶対いいところにいけるはずや」と私に言ったんですよね。


私はその言葉で何か緊張の糸が切れたのでしょう。
父が死んでから初めての涙をこぼしながら
「ありがとうございます。
でも・・・、
天国なんかに行かせたくはなかった・・・。」
そういったのは今でも覚えていますね。


自分だけのエゴを口にできるなら
「たとえ心臓が動いているだけの状態でも、目に見える状態でいてほしかった」んでしょうね。
本当の別れが翌日に迫っていることを実感していたのでしょう。


彼女も電話で義家さんと話したときは
まだ前夜式(通夜)も葬儀もこれからというときでしたから、
きっとそのときと同じような気持ちだったのかもしれませんね。


そのやり取りから半月たったことになりますが
彼女・・・あやのちゃんは今、どんな気持ちになっているでしょう。
やっぱり考えてしまいますね。