村上ファンドの阪神電鉄経営参画表明について
連休前の2日に村上世彰氏率いる通称村上ファンドが
阪神電鉄の取締役に9人送り込ませてくれと阪神に提案したそうです。
投資目的から経営乗っ取りに変えてきましたね。
もしも村上ファンドが乗っ取ってしまったらというのを考えてみたのですが
確実にやると思われるのはコストカットなど利益を最優先する経営なんだろうなと。
それを阪神百貨店やホテル阪神や阪神タイガースでやるのならともかく・・・
阪神電鉄でされたらたまったもんじゃねえなと強く思いますね。
昨年発生したJR福知山線脱線事故。
あれも利益優先、スピード優先から起こった事故と考えていいでしょう。
また、安全というものの重要性を改めて訴える事故で
鉄道会社は乗客の命を預かっている重い仕事でもあるんです。
それを・・・やれるんですか?
マネーゲームでお金を増やす・・・そんなことは否定しません。
でも、そんな人たちが経営に参画したり
それも不特定多数の生命を預かる仕事をすることに大きな恐怖を覚えます。
それが実現してしまったら
たとえ甲子園や武庫川に用事があろうと
阪神電鉄は一切使わないことでしょう。
姫路から直通特急で乗ることがあったって元町で降りますよ。
正直、激しい憤りを覚えます。
村上ファンドの面々、さらに内通しているであろう玉井英二氏には
どれだけ阪神グループへの愛情があるんでしょう。
今まで投資していた会社と次元が違うものが阪神にあるというのでしょうか。