広島小1女児殺害事件 裁判結果を見て

昨年11月に発生したこの事件。
この事件の犯人であるトレス・ヤギ被告に昨日、無期懲役の判決が言い渡されました。


この判決を聞いたときに、私はがっかりしました。


殺人事件の犯人といえども
大体の犯人には死刑は適用されません。
過ちを繰り返したり、残虐性、計画性があるならともかく
それ以外の犯人には無期懲役、もしくは有期刑が適用されます。


私はこのような刑罰はいいとは思いません。
人の命を奪ったのなら
原則自分の命をもって償うべきだと思います。


殺意が無い、事故によるもの、情状酌量の余地があるものならともかく・・・。



ましてや今回のトレス・ヤギのように
計画性もあって、かつ自分の快楽も得ての殺人。
逮捕後も反省するどころか
「俺は悪くない」「悪魔が自分に入り込んでやったんだ」
なんて主張するありさま。


そんな犯人に対して「無期懲役」。


過去に最高裁で審議されたことを基にして出したそうだけど、
殺された人数で量刑を判断しないでよ。
そんなんじゃあ
「1回だけなら、一人だけなら、やり直せる」みたいな考えが起こっちゃうよ。


遺族感情、被害者感情に傾きすぎるのも裁判としてはよくないのかもしれない。
けど人の命を奪うことって人の道に反していると思う。
それについて「加害者の将来・更正」なんて言える??
「被害者の将来・未来」を奪った奴に未来を与えていいの??って考えてしまう。


今回の裁判・・・誰も納得していないと思います。
検察側、弁護側ともに控訴の方針だそうです。


私利私欲のために人命を奪った人間に
未来なんて与えていいものなのだろうか・・・