亀田三兄弟の話

明日8月2日
ボクシングの世界ライトフライ級王座に
今大人気の亀田三兄弟のひとり、亀田興毅選手が挑戦します。


これを契機に今話題の一家について書いてみたいなと思ったので。


私は彼らのことは好きか嫌いかといわれたら「嫌い」と答えます。


確かに試合で結果は出しているし、肉体を見ても練習を真面目にやっているのは明らかです。
試合前の挑発の数々もたくさんの人の興味を引かせるような煽りを見せてくれます。


こんなボクサー、アリだとは思っています。





しかし私が「嫌い」と答える理由は、
相手に対する敬意を微塵とも感じないこと。
これはインタビュアーに対する「タメ口」のことを言っているのではありません。
相手のボクサーに対して、試合後までも敗者にさらに追い討ちをかける言動を見かけるとさすがに嫌悪感を抱いてしまいます。


そんな彼らを
「悪役」のように煽るならともかく
「英雄」のように煽っているのがなんか変じゃないかなぁって思うんです。


悪いけど、今の子どもたちに彼らを憧れの目で見てほしくないなぁ・・・なんて思ったり。


世界王座に挑戦するといっても
王座を獲得したら「王者の品格」もへったくれもないんじゃないかとか思ったり。



ボクシングへの熱意は前述のとおり、すばらしいと思います。
だからこそ、「ボクシング」というものにだけは失礼のないように・・・と思ったり。





あしたの試合を楽しみにしていますが
亀田選手が勝ったとき、負けたとき、どのような言動をとるのかという点にも
注目しています。