お題「地下鉄サリン事件」

久々に書いてみます。
今回は
http://d.hatena.ne.jp/snusmumrik/20050328
こちらのページからテーマを拝借しました。

1995年3月20日。
私にとっては忘れられない一日ですし
皆さんもこの日の記憶は残っているのではないでしょうか。

その日は香川県の公立高校入試の合格発表日。
受験生だった私は張り出された合格者一覧から私の名前を懸命に探しました。
名前はどこにもありませんでした。
落ちました。

自宅に帰っても
ものすごく落ち込んでいました。
涙がもう少しで流れ出そうになったときに目に飛び込んできたのは
東京の惨状でした。

何が起こったのか・・・それの理解にすらかなりの時間を費やしました。
自分の落第なんてどこかに飛んでいってしまいました。

事故ではない・・・無差別テロ。
1月の阪神・淡路大震災で命というものがいかに尊いものか
今生きているということがどれだけうれしいことか
そういうのを感じていたのになぜこんなことが起こるのか。
そんな怒りや悲しさをテレビに向けるしかありませんでした。
そしてこのようなことが東京だけでなく日本中で起こるのではないか
これから日本はどうなってしまうのか・・・という絶望も感じていました。

あれから10年
今でも後遺症やトラウマに悩まされる人はものすごく多いと思います。
呪縛が解かれ心が自由になる日が早くきてほしいですね。
この事件あたりから・・・目を覆ったり信じられない事件が
多々起こり始めているような気がします。