「ハロ☆プロパーティ〜！2005〜松浦亜弥キャプテン公演〜」丸亀公演
会場に入り私が座ったのは
ステージ向かって右側の２階席の５列目。
この周りはファミリー席ということになっており
着席観覧が義務付けられます。
そのため家族連れ、お子様連れの方々が多いです。
ホール内を見渡しても家族連れが多く
男女比もおよそ7:3くらいでしょうか。
地方らしくほのぼのとした雰囲気が漂っています。
開演時間をちょっとすぎたくらいに
最終の場内アナウンスがあり、その後エルガーの「威風堂々」が流れました。
場内から歓声が沸きあがり、総立ちになります。
そして終わったところで会場内は暗転。
幕も開いてライブが始まります。
プロレスのリングアナウンサー風のアナウンスが開演を告げ、
メロン記念日、W(ダブルユー)、松浦亜弥さんの順でステージに現れます。
徐々に歓声が大きくなっていきます。
その方法もテーマ曲に乗ってフードつきのガウンを身にまとって登場。
３組がそれぞれにらみ合い雰囲気はまるでプロレスのゴング前です。
７人がステージ上にそろえばここからはライブが始まります。
ここからはセットリストに沿って・・・
１. Yeah！めっちゃホリディ/松浦・W・メロン
２. ザ☆ピ〜ス！
Hello!Projectを代表する盛り上がりナンバーから始まりました。
特に２曲目の「ザ☆ピ〜ス！」の間奏部分では
松浦さんがセリフを担当したのですがそれを取り巻く６人が
ちょっかいをどんどん出してきます。
原曲では石川梨華さんがやってましたが・・・
えげつなさはその比ではありません。
これからどんどんエスカレートしそうだし、セリフはきちんといえるのでしょうか。
〔MC〕
この公演のキャプテンを務める松浦さんの進行のもと
松浦さん、W、メロン記念日がそれぞれ自己紹介。
とくにWの「ダブルユーで〜す」というおなじみの自己紹介は
会場全体で唱和状態でした。
あと、メロン記念日の大谷雅恵さんの髪型が
まるで両サイドを刈り上げたように感じるようなものになってました。
ヘアスタイルには詳しくないのですが・・・
まるで極悪同盟のころのブル中野さんのようでした。
(↑リアルタイムで見ていたのは獄門党になってからですが)
３. ロボキッス/W・松浦
３人で歌いますが、まったく違和感がありません。
そして間奏の間、Wの二人がそれぞれ松浦さんにちょっかいかけまくり。
背を向けたが最後、わき腹をくすぐったり、カンチョーしたりと
イタズラ好きの二人の本領発揮です。
４. 愛の意味を教えて！/W
先週発売された新曲です。
私にとっては毎日放送で放送されている「っちゅ〜ねん！」のオープニングでもあるんで
非常に聴きなじみのある曲です。
ものすごく明るい曲で、二人のかわいらしさが出ています。
５. デコボコセブンティーン
初めて聴く曲でしたが
Wのアルバム「2nd.W」に収録されているそうです。
この曲がさっきまでの明るさ一杯の曲ではなく
１７歳である二人の背伸びしたかんじの大人らしさが出てきています。
この曲は子ども達もじっと見ていたり、お母さん方の目もほのぼの感ではなく
ちょっと鋭い視線になってました。
６. 抱いてHOLD ON ME!/松浦・辻・斉藤・村田
モーニング娘。の曲。
MCで斉藤瞳さんがこの曲みんな知っているかなと心配していましたが会場は乗っておりました。
１９９８年秋の曲ですから７年近く前の曲になります。
でもこの曲でこの年の紅白歌合戦に出たぐらいですからね。
とくに当時カラオケ人気の高い曲でしたし。
７. ブギートレイン’03/加護亜依
藤本美貴さんの曲を加護亜依さんが歌います。
懐かしいイントロ音にどよめきも少し聴こえましたし
加護さんにフリフリのドレスはかなり似合っておりました。
〔ＭＣ〕
松浦さんが登場し加護さんとトーク。
キャプテンらしく「おつかれ」とねぎらいます。
よく考えたら加護さんが一人で歌っているところはあんまり記憶にない。
「ソロって大変だね」と話していました。
そして加護さんと入れ替わって
メロン記念日の斉藤さんと村田めぐみさんが入ってきます。
村田さんは「抱いてHOLD ON ME!」のときに
「ねぇ笑って！」の部分を担当するのですがそのパートがうまくいくように
丸亀城に向かって祈りをささげたそうです。
お城に拝む人・・・さすがメルヘン担当。
８. 肉体は正直なEROS/メロン・松浦
あややも加わり5人でセクシーなこの曲を。
豊橋公演ではどよめきまで起こったこの曲の振り付けですが
丸亀ではほとんど起こらず。
私もいやらしさというよりもかっこよさを感じているんですよね。
９. 赤いフリージア/メロン記念日
ここからは純粋にメロン記念日のステージ。
この曲は柴田あゆみさんのかわいらしさがすごく強調されています。
ヤングタウンではいろいろと叩かれているので忘れそうになりますが
彼女の魅力というのも会うたびにどんどん増しています。
１０.This is 運命
メロン記念日のワイルドカードといってもいい曲です。
丸亀でも盛り上がっておりました。
１１.ね〜え？/辻希美
イントロが流れて浮かび上がったのは・・・辻ちゃん。
ちょっとずっこけてしまいましたが、オリジナルの振り付けがなされており
楽しめました。
欽ちゃん走りに、レギュラーの「あるある探検隊」が入っていたり
間奏では客席に向けてじゃんけんしたり。
豊橋公演のレポートで触れた
「あややが好きだからよ」も「のぞみが好きだからよ」と変わっていました。
１２.あなたなしでは生きてゆけない/加護・大谷・柴田
Berryz工房の曲です。
彼女たちにとってのお姉さんたちが歌うとこんな感じになるんだなと思ってみていました。
〔ＭＣ〕
松浦さん、辻さん、大谷さん、柴田さんでトーク。
「ハロプロパーティー」ということで「パーティー」と聴いて思い浮かべるものをあげる。
辻さんは「七面鳥」
それ・・・ターキー。
まぁ外国のクリスマスパーティーでは出てきますよね。
柴田さんは「オレンジジュース」
パーティー用の大きなペットボトルを見るとパーティーだと思うんだそうです。
そこで辻さんが「じゃあクロちゃんは毎日がパーティーだね」。
客席、沈黙。
大谷さんと柴田さんが安田大サーカスのことだとわかったようですが
辻ちゃん、それ・・・HIROくんだから。
半年ほど前から団長に止められてますけどね。
ナインティナインの岡村隆史さんが言っていましたが
辻さんには笑いの神がついているのかもしれません。
館内は笑い声にあふれておりました。
まぁパーティーというのは「一座」とか「一行」という意味もあり
今回の「ハロプロパーティー」もそんな意味で
そうなるとキャプテンの松浦さんはいわば座長。
「松浦亜弥座長公演」とかけばなんかイメージ変わってきませんか？
１３．ずっと 好きでいいですか/松浦亜弥
いよいよ座長・・・いやキャプテンの登場です。
この曲ってすごく大人向けの曲だなと改めて感じました。
なによりも周りのお母さん方の聴き方が今までとはぜんぜん違うし
終わったあとの拍手も本当に力いっぱいでした。
やはりこの曲のような思いって女性には共感されるのでしょうか。
１４.ＬＯＶＥ涙色
4年ほど見続けている松浦さんですが
この曲のフリの変化でその年齢的成長がわかってきます。
昔は盛り上げる曲に位置づけていたような感じで客席に大きな掛け声を求めていましたが
今は控えめですよね。
この曲の世界って盛り上がるものじゃないと思うから、
私的にはそっちのほうがしっくりきます。
１５.桃色片想い/松浦・W
3人で歌います。
豊橋公演同様間奏最後の「ピーチ！」大合唱でまたも音楽ストップ。
3人から客席にワンフレーズ。
松浦さん→辻さんと続き、
加護さんが「さぬきうどん・・・うまいわ〜」と一言。
讃岐人大喜びです。
そういえばWのお二人は２０００年冬のモーニング娘。サンメッセ香川公演以来の
香川になりますね。
１６.The 美学/松浦・メロン
久しぶりにこの曲をライブで見ました。
めっちゃかっこよくて好きな曲なんですよね、
リッキー・マーティンチックで。
今回は間奏で５人によるかっこいいダンスが見られ
これだけでおなかいっぱいになれそうでした。
今度この曲を今大人気の
"ハードゲイ"レイザーラモン住谷さんと競演してもらいたいです。
１７.浮気なハニーパイ/松浦・W・メロン
「カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)」の曲。←長い。
７人でこのハイスパートなダンスを見せられると・・・本当に圧巻です。
１８.ＬＯＶＥマシーン
パーティーといえば・・・これでしょ。
この歌を歌っていた頃のモーニング娘。を思い出しそうでした。
あのときは８人組だったので、人数的なものでしょうけど。
間奏では客席をあおるあおる。
「まだいけるでしょ」「丸亀そんなもんか〜？」。
最初は静かに見ていた家族連れのみなさんもどんどん腕が動いてきました。
１９.笑顔に涙〜THANK YOU! DEAR MY FRIENDS〜
ラストナンバーとなりました。
松浦さんのファーストアルバムに収録されているこの曲は卒業をテーマにした曲。
「いきつけたあの店、あの道」
私の中で思いっきり丸亀とリンクしてきます。
最後にこの曲を聴いて丸亀を会場に選んでくれたことを
ものすごく感謝しました。
ステージ上もアドリブで歌詞を変えたり
間奏のところでバスケットゴールが出てきてフリースローをしたり
７人のラインダンスが見られたり・・・と見ていて笑顔になれる曲です。
〔アンコール〕
全員が登場し、それぞれが挨拶。
そしてみんなに見せたいものがあるということで
７人が見せたものは・・・
２０．ドッキドキ！LOVEメール(アカペラバージョン)/松浦・W・メロン
７人ですばらしいアカペラを聴かせてくれました。
そして最後の最後の曲を歌います。
２１.ALL FOR ONE&ONE FOR ALL！
昨年末に発売されたH.P.オールスターズの曲。
７人みんなの持ち歌です。
間奏からみんながスポーツタオルを振り回しながら
それを使って客席と振りをあわせていました。
これから行かれる方は・・・スポーツタオルは必需品です。
そして幕が下りてコンサートはお開きとなりました。
今回のライブを終えて感じたのは
「ライブはスポーツ」って感じのライブだったかなと。
客席に向けて「いい汗かいてる〜？」って問いかけもありましたし。
何よりも７人それぞれがダンスで見せてくれたなという印象です。
客席で踊るのが大好きな方にとっては
ほぼ殺人的なセットリストでしょうね。
とにかくこの３グループのいいところを取り出して濃縮し
さらに新しいものも見せてくれたこの公演、すごく楽しかったです。
さて長く続いたハロプロシリーズもあと１回です。
今回は地元だからすごく長くなってしまいました。
また香川に来てもらいたいですね。
