「天使の卵」見てきました
短い上映期間の中で、行ってまいりました。
今回見に行ったのは
この話が村山由佳さんの小説が原作になっており
私の周りにファンが多いのでどういう話か見てみたかったのと、
ドラマ「あいくるしい」を見ていたので
市原隼人さんと沢尻エリカさんの再共演を見てみたかったからです。
ストーリーについては
公式ページを参照していただくとして・・・
http://www.tentama.jp/
見終えたときに感じたのは
「これだけ一途に、これだけ一直線に、
相手の人を愛せる恋愛って・・・できるかなぁ」ってこと。
歩太*1が春妃*2を好きになり、
春妃は惹かれながらも歩太が妹である夏姫*3の元カレであったために応えられない。
だけど歩太には春妃を幸せにできる自信、自身が幸せになれる自信があったんでしょう。躊躇する春妃に「他人のことよりも、俺たち二人の幸せを考えよう」と励まします。
他人を気にするのが私の悪い癖。
自分だったら何度足を後ろに下げたことでしょう。
そこまで熱い気持ち、感じたことあるかな・・・な〜んて思ったり。
これもまた、一つの愛のカタチなり。
キャスティングについては
市原さんは直情的な役が本当に似合いますね。
「仔犬のワルツ」のノッティー、
「ウォーターボーイズ2」の泳吉、
「あいくるしい」の豪、・・・それらの路線を踏襲しています。
落ち着いた役どころも見てみたいです。
小西真奈美さんは「UDON」以来でしたが
「年上の女性」的な色気、陰陽が見事に出ていたなって。
出会いのとき、絶望のとき、ラブシーンのとき・・・
そして沢尻さん。
本当に作品ごとに違った顔を見せてくれるなって。
最近、彼女が出ている作品がテレビ・映画で立て続けにあるのですが、
どれもこれも本当に別人に感じさせます。
今回の高校教師役・・・なぜ??って思ったのですが、
見てみると本当に違和感も遜色もないように感じました。
村山さんの原作を読まれた方は、どう感じたんでしょう?
- 作者: 村山由佳,村上龍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/06/20
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