「C1000タケダ Presents ポルノグラフィティ 7thライヴサーキット"SWITCH"」香川公演


会場となる香川県県民ホールに開演15分前に到着。
私の席は9列目のステージ向かって中央よりやや右側です。
周りを見渡すと・・・やっぱり女性が多い。
野郎は少ない。
男女比はおよそ2:8といったところです。
会場はもちろん超満員でした。


私の席の回りももちろん女性だらけです。
そんな気持ちのまま開演時間を過ぎて開演を待っていました。
そして開演前の音楽の音量が上がったなと思ったら
バンドメンバーがぞくぞくとステージに上がってポジションにつきます。
その中にはポルノグラフィティのメンバー
岡野昭仁さんと新藤晴一さんもいます。
場内も客席の電灯がついたままです。
いやはや・・・こんな自然体なオープニングは初めてです。
そしてワクワクの気持ちも最高潮になってきました。


ここからはセットリストに沿っていきます。
1、Ouch!!
最新アルバム「THUMPχ」のオープニングナンバーから始まりました。
程よい盛り上がりナンバーが会場を徐々に温めていきます。

2、ラストオブヒーロー
アルバム「雲をも掴む民」から。
会場はさらに温まってきています。

3、メリッサ
十分温まったところでシングル曲がきました。
客席も手拍子と腕振りで大盛り上がりでした。


-MC-
自己紹介から始まりました。
前回の「74ers」ツアーではMCがほとんどなかったのでちょっと安心しました。
二人は広島・因島の出身。
アキヒトさんは瀬戸内海の潮の香りが懐かしいといってました。
ハルイチさんはとにかく蒸し暑いと!
香川は30℃を超える真夏日でした。

また今回のツアータイトル「SWITCH」についての説明。
順調な人にとってももっともっと明るく
何をやってもうまくいかずに落ち込んでいる人にとっては
少しでも前向きに、ポジティブに、明るくなれるような
そんなスイッチオンのきっかけになれたら・・・ということでした。
会場のボルテージはスイッチオンどころかMAXです。


4、東京ランドスケープ
街は高松 大都会・・・と歌ってました。
一応これでも四国の中心都市。

5、n.t.
6、ヴィンテージ
アルバム2曲が続きました。
正直、シングル曲中心で聴いている自分にとってはなじみのない曲が続きました。
そして次の曲の前振りでしょうか
「タンッ・タンッ・タンッ・タンタン♪」というリズム。
客席からも待ってましたと言わんばかりの歓声。
そしてこのリズムに乗って鳴らされる手拍子。
なんだなんだ・・・
このリズム・・・もしかして・・・まさか・・・

7、アゲハ蝶
もう自分の中では「きたー!」と叫びたい気持ちでしたね。
大好きな曲ですもの。
前のツアーでは歌われず残念な思いをしましたもの。
口パクで大熱唱してしまいました。
また間奏での「ラーラーラー♪」のところは客席で大合唱。
ラストのサビに入っても客席からのコーラスは続いています。
アキヒトさんと客席が奏でる歌声を聞きながら
私は依然として一人口パクで大熱唱でした。


-MC-
アキヒトさんから
「今日、男多いか?」と。
一部から「ウォー!」と叫び声が。
やっぱりポルノグラフィティのライブでは野郎が少ないのでしょうか。
でも仲間がいるような感じがしてうれしかったですね。
そして新曲の発表。
8月3日に発売されるニューシングル「NaNaNaサマーガール」の告知。
すわ、お披露目かとおもいきやドラムの方がまだマスターしてないらしくお預け。
客席はガッカリ。
替わりの夏の歌ということでしょうか
classの「夏の日の1993」をアキヒトさんは歌っていました。
前にいた中学生が喜んでいました・・・が、この曲知ってるの???


8、何度も
9、Twilight,トワイライト
イントロでは2003年春に発生したイラク空爆を伝えるラジオ放送が流れてきました。
この歌を聴いたときからこのようなメッセージが隠されているんだろうなとは感じていましたが
やはりライブでは視覚に訴えてきますね。
まるでミサイルが落ちたかのように煙がステージを吹き上がったり。
曲もいったい何分演奏していたのでしょうか、本当に長く見とれていました。

10、うたかた
重いメッセージを体で感じたあとは
この曲の曲調は私に安心感を与えてくれます。
ステージのバックには色とりどりの電球がちりばめられ
いい感じのチープさがこの曲を引き立てています。
アルバム「THUMPχ」で一番好きな歌です。

11、ROLL

  • MC-

12、ドリーマー
さてここからは盛り上がっていくんでしょうね!
間奏の笛を使ったパフォーマンスがかっこよかったです。

13、プッシュプレイ
この曲のイントロがさらに火に油を注ぎます。
背中が汗びっしょりになってました。


「Century Lovers」のメロディーが流れ、客席も「fuwa fuwa」と大合唱。
アキヒトさんが「Everybody 叫べ!」と歌い客席も「fuwa fuwa」と。
そしてさらにアキヒトさんが
「なやましく!」「いやらしく!」「セクシーに!」と注文をつける。
客席のできに不満そうなアキヒトさん。
ハルイチさんがお手本を見せて、再度客席に求めますがなかなかうまくいきません。
これは・・・県民性ってやつです。香川にそんなことができる女性はなかなか・・・。
アキヒトさんは3階席、2階席、1階席と順番に叫べとあおります。
ハルイチさんはバンドメンバーと一緒に踊ってます。
私の隣の女性もハルイチさんと踊っています。
ハルイチさんがモーニング娘。の「ザ☆ピ〜ス!」のフリ真似をしたとき
ZPnorth1さんは隣の人に足を踏まれました。ヒールじゃなくてよかった。


14、ミュージック・アワー
この蒸し暑い日々をさわやかにしてくれそうな曲がやってきました。
サビの振り付けはみんなであわせて
腕を上下左右にふりまくります。

15、ネオメロドラマティック
最新シングルです。この曲で乗らないわけがありません。
小刻みにジャンプします。
スーツ姿&革靴の自分にはきつかった・・・けど充実感。

-MC-
ハルイチさんのトーク
バンドを結成してから今までを振り返ってました。
デビューするまでは大変だっただろうなとは思ってましたが
デビューしてからも煮詰まった感もあったそうですし
tamaさんが脱退し2人組になったときは存続すら危ぶまれたそうです。
デビューから順風満帆なようにヒット曲を飛ばしているように感じていただけに
なんか意外に感じたような・・・でもただ順風満帆だったら
このような心を捉える曲の数々ができているかどうか。


16、Let's go to the answer
17、We Love Us
何気ない日常の幸せを歌った歌。
自分もそんなささやかな日常を、ささやかな幸せを感じながらこれから過ごしていけたら・・・。
客席で大合唱して終わりました。


客席は暗転。
客席からは「ポルノ、チャチャチャ!」の大合唱。
改めて女性が大声で「ポルノ、ポルノ」と言っている状況にある意味感動する。
私だってまだ聴きたいお目当ての歌が2曲残ってますし
疲れた体で手拍子してました。


EN
場内が明るくなり、ポルノグラフィティの二人
サポートメンバーが出てきました。
そしてアンコールが始まりました
1、黄昏ロマンス
聴けました、お目当ての曲のひとつが。
アップテンポな曲も好きですがこのような落ち着ける曲も非常に好き。


サポートメンバーを含むメンバー紹介
前回と比べると短めでしたね。
メンバーもKABA.ちゃんのように手を振ったり
アンガールズのように腕を動かしたりし客席も大笑いしてました。
ハルイチさんは「今日はイカレたお前ら、イカしたお前らと一緒で本当に楽しかった。
お前らみんな最高じゃ!胸を張って生きたらいいんじゃ!」と客席に向けて話し掛け
私もちょっと心が熱くなりました。

そしてアキヒトさんから「アンコール、ラストどうしよう?」となり
客席から「跳びたい!」の声が。
その声にお応えしてラストの曲が始まりました。

2、ジレンマ
本当にステージ上も客席もはねまくり。
私も日ごろの運動不足・・・いやジャンプ不足を感じた次第です。


本当にライブ終了。
ステージ上では出演者全員が握手を交わして
ある人は相撲を取り、ある人はでんぐり返りをしてステージを降りました。
ステージ上にはポルノグラフィティの二人だけが残っています。
二人は左右に別れ、それぞれ客席に向かって拍手をしていました。
まるで私たちをねぎらうかのように。
私のいた右側にはアキヒトさん→ハルイチさんの順番で歩いてきました。
私との距離もおよそ5メートル。
客席が拍手だけで包まれた時間は本当に時間で言えば5分ほどあったのではないでしょうか。
アーティストが客席に向けて拍手を送る・・・非常に新鮮な光景だし
客席にいる自分はこれまでにない充実感と爽快感を感じていました。


その後二人はマイクを通さずに客席に感謝の気持ちを伝えていました。
「また香川に帰ってきます!」
また香川でライブがあるならば、またいこうと強く思いましたね。


開演から終演までおよそ2時間30分。
「シスター」を聴けなかったのは残念でしたが
「THUMPχ」を中心に名曲もいろいろ聴けて楽しかったですね。


やっぱ自分はポルノグラフィティが好きなんだ、と再確認。