「Hello! Project 2005 夏の歌謡ショー ―'05 セレクション!コレクション!―」大阪公演


前述してあるとおりステージは中央正面のほかにも
左右にそれぞれ数メートル四方のサブステージが設置されており
メインステージからサブステージを結ぶ花道も設置されております。
客席はほぼ満席(10000人近く入っていたかと思われます)。
そして男女比はおよそ8:2というところです。


開演時間の14時を5分ほど回ったところで
場内が暗転し、始まりを告げる映像が始まりました。
見てみると凱旋門が写ったり、サングラスやワンピースを身につけた
スタイルのいい女性の絵がちょくちょくと出てきます。
それが今回のコンセプトなのでしょうか。


ここからはセットリストに沿っていきます
1.Hello!のテーマ / 全員
懐かしいですね。
コンサートで聴くのは初めてです。
この歌を歌いながらメンバーはメインステージだったり左右のサブステージだったりに現れます。
衣装はみんなワンピースっぽい服に白ぶちのサングラス。
一昔前のファッションショーみたいです。
左右のサブステージを見ると
左側には中澤裕子さんと飯田圭織さん、
右側にはW(ダブルユー)辻希美さんと加護亜依さんがいました。

2.恋のテレフォン GOAL / 全員
サングラスをはずし、40名超のメンバーが安倍なつみさんの歌を歌います。
この人数で歌われると本当に圧巻です。

3.THE マンパワー!!! / 全員
盛り上がった熱をさらに盛り上げるべく、今度はモーニング娘。の歌。
とにかくステージ上も客席も息ピッタリです。


MC
今回のコンサートのMCを務めるのは
シャ乱Qのまことさんと元モーニング娘。矢口真里さん。
矢口さんは春の脱退以来初めてのステージ登場ということもあってか
挨拶のときに「ご心配をおかけしました。心機一転がんばります」と力強く所信表明。
客席からも大きな拍手が送られていました。
そしてメンバー紹介、およびBerryz工房菅谷梨沙子さんが学校行事のためお休みという報告がありました。
℃-uteなるグループができていてビックリ。


4.21時までのシンデレラ / Berryz工房
5.ひとりじめ / 美勇伝
それぞれの新曲が続きました。
2曲とも初めて聴いたのですが
Berryzは明るくかわいらしく
美勇伝はしっとりという感じの曲でしたね。
Berryzのみんなもほとんど中学生になったんですね。
(小学生は前述の菅谷さんと、熊井友理奈さんの2名です)

6.夢ならば / 安倍なつみ
なっちの登場です。
新春のHello!に参加していなかったので
これだけ大きな会場では久々に歌うことになりますね。
この曲は彼女の歌の中では一番好きな歌。
ちょっと悲しい歌なのですが、やっぱり大きなステージで歌えるのは感慨深いのでしょうか
笑顔が隠しきれていませんでしたね。

7.オンナ、哀しい、オトナ / セクシーオトナジャン
今年のシャッフルユニットからまずはこのグループ。
モーニング娘。藤本美貴さん、Berryz工房夏焼雅さん、℃-ute村上愛さんの3人組。
セクシー?オトナ??
まぁそれはおいておきまして、なんかムードあるバーとかで歌われるといいなって感じの
スローかつラテン系な感じの曲でしたね。
10年後にはみんなすごく似合うくらいになっているはず・・・

8.SEXY NIGHT〜忘れられない彼〜 / 斉藤・加護・松浦・紺野・岡田
これまた懐かしい・・・ROMANSの曲ですね。
これまでの流れで今年はそれぞれの持ち歌を歌うのかと思っていたら
新春で行われたようなコラボレーションライブ的なものも残ってましたね。
後がさらに楽しみになったような気がします。
斉藤瞳さんと加護さんがラップ部分をつとめてましたね。


MC
中澤さん、飯田さん、MCの矢口さん、Berryz工房石村舞波さんが登場。
中澤さんが矢口さんの姿を確認するや
「あんた急にモーニング娘。やめたらビックリするやんか!」と。
飯田さんも「そうだよ、ビックリしたよ」と追い討ち。
矢口さんもあわてて「ご心配おかけしました」とあたふたしつつ謝罪。
私はこのやり取りに大笑いしていたのですが客席にはなんか不穏な雰囲気が流れていました。
まだファンの皆さんの傷は癒えていないのかもしれません。
本題に戻り、石村さんが中澤さんと飯田さんに
「美人になる方法を教えてほしい」という質問をする。
中澤さんの答え「数十年後にはなるわ」
投げやりです。
そんな中澤さんも先月32歳に。おめでとうございます。

飯田さんは「私って自分のこと美人だと思ったことがない」と
客席から「え〜」とリアクション。
飯田さんは複雑な表情で客席にお礼を言っておりました。
ちなみにアドバイスは「純粋な心を持って生きていけばいい」とのこと。
顔は心の移し鏡というやつでしょうか。
私がへこむ言葉の一つです・・・^^;;


9.スッペシャル ジェネレ〜ション / アヤカ・亀井・みうな・梅田・矢島・萩原・三好・久住
中央ステージにてBerryz工房の曲を8人が歌い、踊ります。
主に梅田えりかさん、矢島舞美さん、亀井絵里さんのパートが多いように感じました。
この曲は本当にたくさんの人に見てもらいたい曲なんですよね。
ダンスほんとうにかっこいいんですよね。
この8人も見事に踊っていました。

10.人知れず 胸を奏でる 夜の秋/ プリプリピンク
シャッフルユニットの2組目。
中澤さん、飯田さん、保田圭さん、稲葉貴子さんのグループです。
まっピンクの衣装で現れました。
左サブステージから登場し歌いながら、メインステージへ向かいます。
経験と年齢が奏でるユニゾンはいい味を感じさせます。

11.愛の意味を教えて! / W
大阪のテレビ番組「っちゅ〜ねん!」のテーマソングですよね。
いつ見てもかわいらしい。
「♪たこ焼き 何をかけますか?」のパートの後
「しょうゆかな? ポン酢かな?」とアドリブも入ってました。
私はソース以外なら、しょうゆをかけて食べますね。

12.スッピンと涙。/ 後藤真希
後藤真希さんの新曲。
右サブステージにて歌います。
作曲が「愛は勝つ」で有名なKANさんなんですよね。
ものすごくしっとりとした歌です。
そして、改めて感じましたが後藤さんがもう大人の顔になっていましたね。

13.抱いてよ!PLEASE GO ON
そんな感じで終わるのかと思ったら
めっちゃハードなこの曲のイントロがけたたましくなりました。
私も久しぶりに聴きましたね。

14.カッチョイイゼ!JAPAN / 村田・大谷・あさみ・吉澤・辻・新垣・道重
イントロが流れて誰が出てくるのかと思ったら、現れたのはドラムセット。
ドラムといえば・・・
そう、まことさんはシャ乱Qのドラマーですよね。
シャ乱QからJ-POPにのめりこんでいった私にとってはもう叫びたくなるくらいうれしいことでした。
まことさんのドラムとともに歌います。
もう、私はまことさんしか見ていませんでした。
ただドラムにつけたマイクの音量がちょっと大きめでしたね。

15.This is 運命 / 全員
メロン記念日が歌い、さらにキッズのみんなに移り
そこから全員で熱唱・・・というよりは熱狂していました。
ハロプロのモストエナジーナンバーといってもいいでしょう
大阪城ホールがすごい熱気、すごい湿度で覆われたように感じました。


MC
司会の二人と℃-ute岡井千聖さんと萩原舞さんで。
萩原さんはHello!Peoject最年少。
まことさんのドラムをかっこいいといってました。


16.悔し涙 ぽろり / 前田・小川
中澤さんの歌を歌う小川麻琴さんと前田有紀さん。
このコンビ・・・めっちゃ通好みのコンビではないでしょうか。

17.印象派 ルノアールのように / エレジーズ
シャッフルの3組目はモーニング娘。高橋愛さん、田中れいなさん、
メロン記念日柴田あゆみさん、カントリー娘。里田まいさんの4人組。
緑の衣装で右側サブステージに現れました。

18.ずっと好きでいいですか / 松浦亜弥
この春は各地でこの曲を聴きました。
でもいつ聴いてもこの曲は良いですよね。

19.ね〜え?
一転して明るい曲になりました。
小西康陽さんの明るいサウンドでホール中がジャンプしていました。


モーニング娘。の「LOVEマシーン」のメロディが流れ
辻さんの出だし、飯田さんの叫び、後藤さんのシャウトとつづき
後ろには安倍さんが・・・
これってまさかまさか・・・
20.LOVEマシーン / 中澤・飯田・安倍・保田・後藤・石川・辻・加護
この8人の名前が正面ビジョンにクレジットされた瞬間
場内がものすごいどよめきに包まれました。
そう、みんなモーニング娘。の卒業メンバーです。
卒業メンバーがまた集まったらという希望を持っていた人もいたでしょう。
2005年の夏に実現しましたね。
私も中澤さんの卒業前にコンサートのスタッフを務めていたので
このときは驚きと感動と懐かしさを一気に感じていましたね。
あのころのメンバーは現役の吉澤ひとみさんと・・・
あと一人いますよね。
次はこの輪に入ってくれよ、矢口!


MC
モーニング娘。卒業メンバーが在籍時代を懐かしみつつ
現在のモーニング娘。を紹介します。
モーニング娘。のステージにつなげる最高の前フリでした。


1999年の秋、後藤さんの加入とともにリリースした「LOVEマシーン
そしてこの夏
モーニング娘。久住小春さんが入り、新曲が発売されます。
21.色っぽい じれったい / モーニング娘。
その新曲がこれです。
フラメンコのような情熱的な歌でした。
個人的にはかわいさを振りまく曲よりは
このような笑顔なくビシッと決める曲のほうが好きですね。

22.真夏の光線
23.ハッピーサマーウェディング
夏の歌を2曲。
特に「真夏の光線」は久々に聴きました。

24.大阪恋の歌
大阪で聴くこの曲。
4月のモーニング娘。大阪公演でも聴きましたが
やはり洗練されてましたね。
特に吉澤さんのセリフ部分・・・すごく自然でした。

あとこの公演は久住さんの初舞台だったのですが
新曲では目立つようなところもなく、歌もダンスもうまく溶け込んでました。
秋からのツアー、見にいけたら良いなと思っています。


25.Magic of Love / 稲葉・中澤・安倍・飯田・保田・アヤカ・後藤・前田・メロン記念日・松浦
太陽とシスコムーンの歌をこの大人数で。
グランドフィナーレを感じさせるような突き上げ感がある曲で
この大人数で歌うとどうなるか楽しみだったのですが・・・
音響の関係か歌声がいまいち大きく聞こえなかったのが残念。

26.やる気!IT'S EASY / 後藤・モーニング娘。カントリー娘。Berryz工房・W・美勇伝℃-ute
27.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜 / 全員
盛り上がりナンバーで熱を最高潮にもって行きます。
特に40名以上のGo Girlは本当に壮観です。


MC
メンバー全員の紹介でした。
最後にひとつになって終わりましょうということで・・・


28.ALL FOR ONE&ONE FOR ALL! / 全員
この曲を歌って終わりました。



本当に盛りだくさんです。
このレポートの量がそれを物語っていると思います。
たくさんの歌を歌い
面白い組み合わせの妙にもうなりました。
持ち歌とカバーのバランスもこの割合くらいが最適です。