モーニング娘。コンサートツアー2005 秋「バリバリ教室〜小春ちゃんいらっしゃい!〜」大阪公演


会場に入るとおよそ2500席の席は埋まっていました。
コンサートに使われたメインホールはグランキューブの5階に位置しており
会場内では「ジャンプ禁止!」との注意がいたるところでなされていました。


前回同様観客の男女比は9:1くらい。
私の位置はBn列(28列目)の左端でした。
誰が誰かはわかるけど、表情までは厳しいという感じでした。


ざわざわとした中
場内が暗転してオープニングVTRが始まりました。
今回はツアータイトルにもあるとおり
久住小春さんの加入後初めてのツアーです。
久住さんがメンバーの一人一人を探しに
世界中、はたまた宇宙まで飛び出していきながらメンバー紹介が行われました。
また、今回はツアーゲストがいません。
10人のみでこのライブは行われます。


VTR終了後メンバーがステージに映し出されました。
ここからはセットリストに沿っていきましょう。


1.色っぽい じれったい
まずは久住さんにとってのデビュー曲であり
今のモーニング娘。の体制となっての1曲目ですね。
この曲は私もフラメンコの情熱的なメロディーがすごく好きです。


2.LOVEマシーン
リーダーの吉澤ひとみさんから久住さんの紹介が軽くなされて
この曲に入っていきました。
夏は卒業したメンバーみんなで歌っていましたが
今回ここに入れてきたのはそれを踏まえて
現在のモーニング娘。を見てもらうって感じもあったのではないでしょうか。
何がしかの影響は受けたでしょうし。

3.ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。
4月のレポートでも書きましたが
やはりこの曲は定番となりつつあります。
ちなみに「THE マンパワー!!!」のカップリング曲です。


MC
メンバー10名が横一列に並び
吉澤さんからの紹介のもと、それぞれの自己紹介が行われました。
印象深かったのは紺野あさ美さんが
「たこ焼きを一口で食べれるようになりました!」
それまでは1個を4回に分けて食べていたとのこと。
また、吉澤さんの髪型がオールバックになっており
きれいだなと思ったり。
まぁ・・・今はやりですから。
「やる気!元気!」の人とか。


4.恋は発想 Do The Hustle!
先日発売されたシングルのカップリング曲ですが
今日はじめて聴きました。
このタイトルを聴いたときは
11月3日に行われた「ハッスル・マニア」に出るのかなとも思いましたが。
また耳でじっくりと聴いてみたいです。
昨年流行したハッスルポーズはどこにも入っておりませんでした。

5.ザ☆ピ〜ス!
この曲といえば間奏にあるセリフ部分。
石川梨華さんが卒業したことでどうなるのかと思ったら
久住さんに引き継がれました。
加入時にはそんなには思わなかったけど
久住さんの表情にはかわいさが出ているのはもちろん
その裏に凛々しさも感じます。

6.恋のダンスサイト
何年ぶりにウッハ、ウッハと聴いたでしょうか・・・懐かしいです。
この曲の見せ場である「セクシービーム!」。
もちろん矢口真里さんはいないので誰がやるのかと思っていたら
そのパートは道重さゆみさんがすることに。
それも彼女の持ちネタ「うさちゃんピース!」に変わっていました。
私も笑うしかありません。


7.恋の始発列車
これまでの盛り上がる曲の連続から代わって
落ち着いたこの曲に。
落ち着いた曲でも10人のいろんな声質が添えられていると
多人数グループならではの聴かせる曲というのがあるんだというのを実感。


MC
バリバリ教室」だからか教室コントが始まりました。
先生役は紺野さん。
久住さんが転校生という設定。
自己紹介のあと生徒役のメンバーからさまざまな質問が飛んできます。
そして・・・道重さんがまだ来ていないということで
生徒全員で探すことに・・・


8.バイセコー大成功! /新垣・道重・久住
新垣里沙さんと久住さんに連れられて道重さんも登場。
そしてこれまた懐かしいプッチモニの歌を歌いました。

9.ラストキッス /高橋・田中・亀井
懐かしい歌が続きます。
タンポポ・・・本当に懐かしい。
石黒彩さんがいて、飯田圭織さんがいて、矢口さんがいて。
この歌本当に好きですよ。
高橋愛さんと田中れいなさんは歌唱力に強い個性があるし
亀井絵里さんには控えめだけど心にとどまるようなやさしさのような個性があるように感じました。
この3人・・・ユニット作れば面白いかも。

10.男友達/吉澤ひとみ Back(亀井・道重・田中・久住)
まだまだ懐かしい曲は続きます。
ファンからの人気が高いこの曲。
3年前、安倍なつみさんが歌い
5期メンバー(小川・新垣・高橋・紺野)が横でコーラスとダンスをしてましたね。
今回は吉澤さんが6・7期メンバーを従えて熱唱。
吉澤さんが歌いながら見せる笑顔はほのぼのとしたもので
この曲の雰囲気に似合ってました。


11.そっと口づけて ギュッと抱きしめて / 藤本美貴
春に続き藤本美貴さんのソロ時代の曲が歌われました。
モーニング娘。のサブリーダーになったようなので
こういう形でしばらくソロ曲が歌われていくんでしょう。
私の好きな彼女の曲もいつか歌ってくれるでしょう。

12.涙が止まらない放課後 / 紺野あさ美
紺野さんがメインであるこの曲ですが
今回は完全にソロです。
1曲彼女だけの声でこの曲を聴くと
彼女の歌声のいろんな面がわかります。
か細いけど心に染みる歌声。
なんか守りたくなる歌声を彼女はしていると思います。


13.Memory 青春の光
舞台上段の両袖から高橋さんと新垣さんが歌いながら出てきて
そこから一人一人とステージに現れます。
なにもかけ声も入らない、手拍子も入れられない曲。
この曲のよさはそこにあるし、
モーニング娘。」であるならば大事にしてほしい曲って感じです。

14.シャボン玉
一転して激しい曲に!
この曲のメインをつとめる田中さんにはさらに猛々しさが増したような気がします。
また11日は彼女の16歳の誕生日だったそうで
その翌日となった昨日のコンサートでは
おおきな「れいな」コールとともにハッピーバースデーの合唱もあったんだそうです。


一段落してトークが始まり
それぞれが懐かしい曲を歌ってみた感想を話しています。
すると一人だけ派手な衣装に着替えた小川麻琴さんが入ってきました。
周囲から突っ込まれる中
「私の見せ場はこれからよ!」と意気込む小川さん。
そして始まったのは


15.初めてのロックコンサート /高橋・紺野・小川・新垣
4thアルバムに収録されているこの曲。
曲の始めや中に入っている小川さんのセリフ部分がすごく印象的なこの曲。
本人もものすごく一言一言の気持ちの入れ方に苦労していたそうです。
私も久々に聴きました。
モーニング娘。の三枚目キャラとなっている小川さんですが
そのセリフのかわいらしさ、初々しさはそのころのままに聴こえました。

16.パパに似ている彼 /吉澤・藤本・新垣・亀井・道重・田中・久住
この曲を聴いていると私の同期社員の子が頭に浮かびました。
先月、お父さんが倒れられた話は日記内にも書きましたが
倒れる1ヶ月前くらいかな・・・話をしていると
「女の子は自分のお父さんのような人を好きになるものよ。
私もいろんな人好きになったけど、やっぱり最後は父親のような人にあこがれる」と話していました。
だからその話をきいた私もすごくつらかったんですよね。
幸い・・・お父さんも今はリハビリをはじめているとのことです。
退院するまでずっと祈っていたいと思います。

17.AS FOR ONE DAY
この歌も私にとっては思い入れある曲です。
特に2コーラス目の
小川→紺野→飯田→吉澤→新垣のパートリレーは
自分にとっては最高レベルの流れ。
そこで・・・
紺野さ〜ん、歌詞飛ばしちゃだめだよ。

18.Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
19.直感2〜逃した魚は大きいぞ!〜

新曲です。
なんとなく男らしさを感じる曲調、
そしてあまりこれまでは見られなかったみんながいっしょに踊る
激しいダンス。
正面ビジョンには歌詞や掛け声も文字で表示され
はじめてみる私にも曲の楽しさが伝わってきました。


20.女子かしまし物語
シングルとは違いソロでそれぞれのパートを歌います。
個人的には2の方が好きです。

21.THE マンパワー!!!
楽天イーグルス応援歌ですが、
野村監督との共演はあるのでしょうか。


22.ここにいるぜぇ!
この曲の最後には客席みんなでジャンプをするのですが
上に書いたとおり今日はありませんでした。
これで本編は終了。


4分ほどの時間を置いて
メンバー10名が登場。
アンコールが始まりました。
EN1.ふるさと
曲の前に吉澤さんが言っていましたが
モーニング娘。のメンバーの出身地は全国バラバラです。
北海道(藤本・紺野)
新潟県(小川・久住)
埼玉県(吉澤)
東京都(亀井)
神奈川県(新垣)
福井県(高橋)
山口県(道重)
福岡県(田中)
それがひとつのグループとしてこう集まるのもいまさらながら
珍妙な縁を感じるわけです。
この会場にいるファンも全国のいたるところからきていてたりして。


EN2.Go Girl〜恋のヴィクトリー〜
最後は明るく踊るこの曲で。
ダンスもオリジナルからは一部変わっていて
疾走感と激しさのあるものに。
やっぱり楽しそうに踊り歌うモーニング娘。をみて
家路につきたいものですしね。


およそ2時間近くのライブでしたが
何よりもこの10人組としての魅力がこれまでにないほど感じられたし
あと2年ほどこのまま加入も脱退もなくいけば
5年前を越えるくらいのすごいグループになるんじゃないかなと思いました。


もう昔ほどの注目度はありませんが
だからこそ今の彼女たちをじっくり見てほしいし、
たった1曲だけテレビで見るだけでは上に書いたものはわかりませんから。