メロン記念日コンサートツアー2005冬「今日もメロン明日もメロン、クリスマスはマスクメロンで!」大阪公演


上記に書いたとおり大幅に遅れての開場になりました。


会場に入って
DVD&CDの販売コーナーを見ようとすると
購入者特典として直筆サインがプレゼントされるということで
いつもは少な目の物品コーナーが
押すな押すなの大盛況ぶり。
傍から見ていてバーゲンそのもの、戦場そのものでした。


真上から見てみると・・・さらに異様に映る。


その混乱の中に飛び込んだkさんとライブ前の合流は不可能と判断して
私は自分の座席へと向かいました。


私の席は2階席の2列目のステージ向かって右端。
1階席にたとえたら10列目ぐらいの真上になるのでしょうか。


そこで開演を待っておりました。


客席を見回すと
やはり男が多いですね。
男女比は9:1くらい・・・いやそれ以上に男性比率は高いかも。
でも女性の方もちらほらとは見かけましたよ。


開演時間になっても始まる気配がない。
15分くらいたった後最終アナウンスがなされたのですが
その後はBGMすら流れない沈黙が続いていました。


開場時間の遅れに伴うものでしょう。
この大幅な遅れには最終アナウンスで気合の入った声を上げていた
ファンの皆さんもまったりモード。
「いつになったら始まるんだろう」と気を抜いていたところで


場内に轟音が鳴り響きました。


ステージ上も幕が上がり
舞台が映し出されます。
そしてメロン記念日の4名が一人ずつ現れ
舞台の上にそろい、ライブが始まりました。


ここからはセットリストに沿っていきましょう。


1.さぁ!恋人になろう
一曲目からいきなり盛り上がる曲がやってきました。

2.夏の夜はデインジャー


MC
メンバーの一人一人の自己紹介が行われました。
メロン記念日のみのコンサートは1年ぶりに開催されます。
私は昨年の冬には行かなかったので
昨年の夏以来1年半ぶりになります。
(そこがkさんとの出会いの場でもあったんですよね)
1年間待っていたファンの皆さんを見て
うれしく思うと同時にさらに気合を入れているようでした。


3.甘いあなたの味
「懐かしい曲を歌います」ということで
場内が暗転した後、スポットライトが大谷雅恵さんを照らします。
そしてセリフが始まると場内が大きな歓声とどよめきに包まれました。
この曲はメロン記念日のデビュー曲です。
私も初めてコンサートで聴きました。
だからデビュー当時の音源でしか聴いていないため
大谷さんのややたどたどしいセリフや、
柴田あゆみさんの歌声がすごく幼く聴こえたのを覚えています。
それからもう6年近い月日がたち
15歳だった柴田さんもいまや21歳。
新しい曲、と言ったほうがいいのかもしれません。

4.告白記念日
デビューシングルの次はセカンドシングルです。
あのころはなんか変な帽子をつけて歌っていたなぁ。
まさか6年も続くとは当時はまったく思えなかった・・・
と発売されていた時期を思い出していました。

5.電話待っています
セカンドシングルの次はサードシングル。
この曲は私にとっては彼女たちとの「出会いの曲」。
私がお手伝いに参加したHello!Projectの2001年夏のツアーで
メロン記念日の4人がこの歌を歌いました。
面白い個性を持った4人、
その個性のバラバラさがまたよかったし
メロン記念日ってけっこういいグループじゃない?」と思ったのを覚えています。


この3曲が歌われていたとき
彼女たちはモーニング娘。のコンサートツアーに
ゲストとして帯同していましたね。
当時は・・・あんまり評判がよろしくなく
彼女たちがステージに現れると「トイレタイム」とも一部でいわれていたそうです。
↑今だから言える話


MC
まずは村田めぐみさんと大谷さんがステージに立ちトーク
二人交互で「クリスマス」をお題にあいうえお作文をすることに。
じゃんけんで勝った大谷さんが後攻を選んだことから
村田さんはオチを担当することになってしまいました。
そんな二人が作ったあいうえお作文。

ク・・・靴下の中に(村田)
リ・・・リボンに飾られた(大谷)
ス・・・巣箱の中には(村田)
マ・・・マーシー*1のようにかっこいい(大谷)

さぁ・・・村田さんはどんなオチを答えてくれるのか
クリスマスの「ス」は?

ス・・・酢醤油に漬かった鳥が・・・

場内「え〜〜!」と大ブーイングに包まれてしまいました。


仕切りなおしで

ス・・・スウェーデン人がいました。

何とか終了。


入れ替わって
斉藤瞳さんと柴田さんが登場。
二人もクリスマスにまつわる話を。


斉藤さんのご家族は
皆さん我が強いようでクリスマスケーキもそれぞれの好きなケーキが食べたいと
言い合いになるそうで
ケーキ屋の親戚の方にお願いして特注で作ってもらうそうです。
しかし
チーズケーキ:チョコレートケーキ:ショートケーキがそれぞれ
1:1:2のケーキというのもすごいですよね。


柴田さんはサンタクロースの存在を小学校中学年あたりまで信じていたそうです。
ちなみに私は・・・小学校卒業あたりまで信じて疑いませんでした。


6.香水
7.シャンパンの恋
聞かせる曲が2曲続いたので
私もこのあたりは座りながら聴いていました。
でも・・・この2曲は本当にいい曲ですし
メロン記念日の曲の中でも女の子向けの曲じゃないかなと思います。


MC


8.MI DA RA 摩天楼
9.チャンス of LOVE
10.肉体は正直なEROS
この3曲も盛り上がる曲というよりも
聴き入る曲、または見とれる曲ですよね。
曲が進むごとに衣装についていたアクセサリをはずして
徐々に露出度を上げていく感じもまたいいなと思いました。


MC
ここではメンバー一人一人のトークでした。
まずはリーダーの斉藤さん。
ハロプロのメンバーでは稲葉貴子さん、前田有紀さんと仲がいいようで
よくプライベートで遊びにいくそうで、大阪出身の稲葉さんと話をすると
つられて大阪弁をしゃべってしまうという話でした。


続いて柴田さんは
メロン記念日」に名前が決まったときに
つんく♂さんから言われた一言
「お前らメロンっぽいやん」。
その一言が6年前から引っかかっているらしく
昨晩つんく♂さんにメールして聞いてみたそうです。
・・・返信はまだだそうです。


大谷さんは
ついにベッドを買ったという話。
なんとそれまでせんべい布団で寝ていたそうです。
さらに「ラジカセをコンポに買い換えたい」と言い出し
メロン記念日の給料の概要が見えてしまった感じがしました。


村田さんは
家では一糸まとわぬ姿で生活をしているという・・・
いわゆる「裸族」なんだそうです。
メンバーが全員集まり、ほかのメンバーにも聞いてみると
やはり同じ裸族、もしくはその予備軍のようです。


およそ一人5分くらいのトークだったでしょうか。
ここからライブは後半戦。



11.ガールズパワー・愛するパワー
12.遠慮はなしよ!
今まではすべてシングル曲だったので
カップリング曲が2曲入ってきました。
とはいえど、ライブの定番となっている2曲ですから
場内は「待ってました」という感じでみんなで踊っています。
13.涙の太陽
いわずと知れた往年のヒット曲を彼女たちがカバー。
ダンスチューンにアレンジされたこの曲もなかなかのものですよ。
14.かわいい彼
踊る、のる曲が立て続けにやってきます。
この曲では「東京だって 大阪*2にだって」と歌詞がアドリブでアレンジされておりました。
15.さあ、早速盛り上げて行こか〜!!
踊る、のる曲から熱狂する曲へ。
私の周りはだいぶ息が荒くなっておりました。
またこの曲ではステージ上の4人はスポーツタオルを振り回しており
客席でも持っている人は一緒にまわしておりました。
私の右隣の人も持っていましたが・・・なんとか当たらず。
16.This is 運命
ラストの曲は
絶対必要不可欠なこの曲でした。
ファンの人にとっては殺人的なこの6曲連続の締めにふさわしいものでもあったはずです。
メンバーも客席も最後の力とばかりに踊り狂います。
すべて終わった後は、客席はかなり疲労困憊の声が聞こえてきました。


メンバーもステージからはけて
場内も再度暗転しました。
客席からは大きな大きな「メロン」コールが。
これだけのコールというのも久々に耳にしましたね。


アンコール
EN1.赤いフリージア
白いワンピースに赤いお花を一輪つけた格好で再登場。
この格好で出てくればこの曲しかないでしょう。

EN2.ほとんどがあなたです。
これはコンサートでは初めて歌われる曲で
4人がスタンドマイクを前に歌いました。
私も初めて聴く曲でしたが、今度じっくりとCDででも聴いてみようと思いました。


MC


EN3.ENDLESS YOUTH
最後の曲はしっとりと
明日そして未来をみんなで見据えて終わったような感じです。


この曲の終了後
客席からの拍手と歓声で館内は包まれておりました。
そしてその雰囲気の中
4人が唇の前に人差し指を立てます。


館内は沈黙に包まれました。
その静寂の中
彼女たちはマイクを使わずに
斉藤瞳!」
村田めぐみ!」
大谷雅恵!」
柴田あゆみ!」と自分の名前をいい
最後は4人合わせて
メロン記念日でした!」と。


館内はその瞬間過去に聞いたことがないくらいの
すごい歓声に包まれました。
そして客席がひとつとなり「メロン最高!」と繰り返します。
ステージに目をやると
メンバーはみんなもう顔をくしゃくしゃにして泣いていました。


これ・・・初回公演なんですけど
ものすごく感動的なエンディングでした。


私が彼女たちのツアーに行くのは
これで5回目です。
しかしこの中ででは間違いなく一番感動があり
一番楽しかったコンサートでした。
今年行ったコンサートででも間違いなく上位に入ります。


すばらしいコンサートでした。
初めて見に行ったときは
客席のクオリティに頭を抱えていましたが
今日の客席はマナー、盛り上がりともに非常によかったです。
すばらしいファンに囲まれてるなとメンバーに伝えたくなりますね。

*1:大谷さんの愛称

*2:原曲は札幌