共謀罪の話


今年の通常国会の大きな柱として組織犯罪処罰法の改正案の審議があげられると思います。


その中に「共謀罪」の新設が審議されているのですが


今日の「ちちんぷいぷい」を見ていると・・・
犯罪を犯そうと相談して実行しなくても罪に問われるって・・・怖いですよね。


そりゃ冗談でも
「強盗やろうぜ」「万引きしようや」
「これパクろうや」とか犯罪を示唆することって口にすることは良くないですわ。


でもこんなことで罪に問えて
もしかしたら逮捕まで可能となれば・・・
おそらく要注意人物の逮捕理由、
国の意向に反する思想の持ち主の拘束理由に使われそうな気がするんですよね。


法務省は「一般的な社会生活上行為は該当しない」と言っていますが
それも今回の「相談行為だけで」っていうので有罪無罪の線引きが非常にあいまいですよね。


だからこの法律が暴走してしまったら
本人がほぼ無自覚のまま逮捕・拘束・取調べな〜んてことになりかねない。


戦前には共産主義者が政府に反する思想と言うことで
国内でもさまざまな迫害を受けたそうです。


そんなことがこの現代にも起こりそうな気がするんです。


この法律の審議、見守って行きたいですね。
今の状態では、私は反対です。